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ものがたり
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オープンソース コミュニティはニートを救えるか

これとかこれを読んでいると、自分がNEET予備軍だっていうのがよく分かる。暗鬱な未来ばかり考えていると、思考力は極めて低下するし、自分を処分するような勇気(というより意思の強さ)も無いので生きながらえる1っていうのは実感があるし、なんちゃってメンヘラー経験もある。先のblogエントリみたいに、あそこまで明晰に自己分析できていて(つーか僕にはできません)、思考力が低下してってのは無いだろ、と思われる方もおられるかもしれないけど、Webで文章をまとめるのと人前で喋るのとではやっぱ違う(webの文章は気分が良いときに書ける)。個人的には、Webで明晰な文章が書ける方が財産的価値は高いんじゃないかと思うけど、そんなのは自分が求めている能力じゃなかったりするのだ。

そんなNEETな人たちでも、ゲームや読書や2chに没頭する以外に、その潜在的生産性を発揮できる場所がある、と僕は(本気で)考えている。それがオープンソース コミュニティだ。いや、正確に言えばコミュニティである必要はない。とは言っても、ソフトウェア開発できるNEETは少ないだろう(ていうかそれだけの技術力があれば就業できるだろう)けど、オープンソース開発は、NEETな生き方との親和性がある部分、あるいはNEETな生き方から脱却できる要素が少なくないと思う:

…ていうかそういう方向で努力してもせいぜい僕程度にしかなれないんじゃしょうがないかね、はは。

もちろんこれだけでNEETの抱える心の暗闇が全部消えて無くなるわけではない。僕がよくircでtalkしていたハッカーは、非常に高いスキルを持っていたのだけど、僕に自信の無さを打ち明けては暗澹たる気分に浸っていた(何でか知らないけど、僕は国内でも国外でもよくそういう相談を受ける。別に僕が心の闇を見せていたわけでもないのに)。もう30過ぎで職もないというのは、どうしようも無かったのだろう。いくら「いやいやあんたは技術もあるし大丈夫だよ」と言い続けて、最後には仕事をいくつか探し始めてくれたのだけど、多分上手く採用してもらえなかったのかもしれない。何がそうさせるのか分からないけど、公開の#monoでも陰気な溜息ばかりついていたので、ついに出入り禁止になってしまった。

…とまあ、変な事例を紹介してシメるのも何なので。僕がちょっと夢見ているのは、ニート君たちがぱらぱらとOSS開発に協力してくれたりすることだったりする。僕自身がそういうのを組織化して上手く廻せれば素晴らしい事なんだけどねぇ。似たような機能はsourceforge系のOSSポータルサイトでも提供されていたりするけれど、ちょっと僕が考えているものとは違う。プロジェクトによっては、伽藍モデルで進めたいと思っているものもあるだろう。この手の機能では、ユーザーがスキルを登録したりするものだけど、NEETは何も持っていないところから始めなければいけなかったりする。複数のプロジェクトを、人間系も含めて熟知していて、何かやりたいと言ってきた人を割り振れる管理者もいない(だろう)。

とりあえず今僕がそういう人たちにしてあげられることは、せいぜいmono hackingその他にチャレンジしようと思ってくれる人にヘルプすることくらいでしょうか(他のプロジェクトには詳しくないので…)。特に.NET 2.0まわりなんて、いくらでも新しい人たちに参入してもらいたいタスクはあるんです。陰鬱で退屈な日常を、どうにかすることが出来るかもしれませんよー。

Footnotes

  1. ADHDは治りかけが危険っていうアレとも関連しますな

  2. …あ、雇用側とのミスマッチの話を思い出して気付いたのだけど、もしかしてOSS開発なんてNEETの自己実現としては全然物足りないのかな(w

  3. 僕が最近C#コンパイラとかxml以外の部分をいじっているのは、そういう意図もあったりする。僕のスキルなんてSystem.Xml以外ではまだひよっこ同然なのだ。


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2004-12-26
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