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ものがたり
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2006-11-12

Sun Set To Move On GPL License For Open-Source Java

当初僕はGPL化されるのはツール群だけだろう、と思っていたので、JDK全体がオープンソースになると知ったときは本当に素晴らしいことだと思った。

http://www.crn.com/sections/custom/custom.jhtml?articleId=193600331
http://opentechpress.jp/~mhatta/journal/409

Sunにとって最適な一般向けライセンスはGPL(正確にはGPLとCDDLのデュアルライセンス)だろう、と僕も思う。JDKの開発者はほぼ全てSunにいるので、GPLで配布することによって、競合第三者による乗っ取りはほぼ完全に防ぐことができる。Sunは自社で著作権を保有しているのだから、自分たちは非GPLライセンスで配布することができる。

とりあえずGPLで提供することの実質的な効果としては、JDKをGNU/Linuxのディストリビューションに正式に含むことができるようになった、ということだろう。もちろん、自由ソフトウェア開発者は、Javaを使った完全なGPLの世界を享受することができる。

それ以上のインパクトは無いと僕は思う。もちろん、それだけでもとりあえずは十分だ。

GNU Classpathが有するような例外条項が付かないとしたら、それはJava「オープンソース」開発者にとっては、あまり嬉しい話ではない。これは何というかおもしろおかしい…いや笑えない話になる。果たしてFSFはリンク例外条項を維持するためにGNU classpathの開発を支持させられることになるのだろうか?

Monoも、ランタイムについて、同じような戦略を採用している(ただしLGPLである)。Monoの方がもっと商売っ気があるかもしれない。こちらは組み込みソリューションでけっこうな頻度で使われている。

Javaのオープンソース化はMonoに対するカウンターになるぜぃ、という声もあったが、ある意味ではその通りで、MonoはJDK以上のクオリティをもつ開発環境で在る必要があるだろう。(GPLを絶対的に支持する人でないと、例外条項なしGPLではあまりカウンターにならない気もするし、そんな人たちはとっくにLLの世界に移住している気もするが…)

追記: linking exceptionは付いているという話がある
http://news.zdnet.com/2100-3513_22-6134584.html
となるとGNU classpathとかぶるのかな?

Let’s not use “I am not a lawyer, but”, it is idiotic

これは、形式的には”I am a n00b” (thus I am allowed to post foolish questions) と言っているのと同じことだし、実質的には無知を装って誤りを流す場合の防御にしか使われていない。法律家の肩書きが無いことは、何の免責にもならないのだ。

(もともとは”Havoc Pennington is an idi*t”というタイトルで書こうと思ったのだけど、彼が自分の主張とその法律効果について何も理解出来ていないことなんて実にどうでもいい、と思ったのでタイトルを変えた。)

もし本当にPenningtonのような意味でGPL mindが重要なんだ、とマジで主張する人がいたら、MySQL AB型のGPLと商用のデュアルライセンスモデルビジネスがGPL mindとどう矛盾しないのか、説明してもらいたい。

法は概念の遊び場ではないのである。

そういえば

FSFはまだPortable.NETを支持しているのだろうか。


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