近いうちにmono 1.2.5とmonodevelop 0.15が出ると思われるが、まずはこの前中間評価の終わったGoogle Summer of Codeのプロジェクトを概観してみたい。
Windows.Forms.Designer : デザイナ本体と関連クラスライブラリ(System.ComponentModel.*など)。やっているのは前々からパッチを投げまくっていた学生だ。プリミティブなものは動いているようだ。(僕はwinformsには関心無いけど。)
FastCGI ASP.NET Server : 開始当初にmod_monoの設定がかえってややこしくなるじゃん、と言われたりしていたが、既にlighttpdなどでも動いていて、アドバンテージは大きいようだ。
Unit Testing Code Coverage Prioritization Using CodeRank : よう分からんが、いろんな外部のプロジェクトを集めてmonoをテストしているらしい。
MonoDevelop Database Improvements : 以前あったMonoQueryと目的は似ているが、MonoQueryはいろんな意味で終わってるので、新しく実装しようというもの。ある程度出来ているらしい。
WCF NetPeerTcpBinding : 僕がmentoringしているやつ。WCF実装に荒削りな部分が多いのでw、いろいろはまっている。氏なない程度にはまってもらっているが、成長しているようで楽しい。
Ribbons Widget : GTK#のRibbonコントロール。そこそこ出来ているようだ。
MonoTorrent Gtk# GUI : タイトル通り。現状どんなものなのかはよく分からんけど、Azureusの代替くらいにはなってほしいなあ。
Adding C/C++ support in MonoDevelop : C++サポートらしい。どんなもんかは分からんけど。
Gendarme Tasks : genderme(FxCopみたいなやつ1)のルール実装? 何をしているのか、よく分からない。
以下は微妙
.NET Framework 3.0 WPF controls : WPFのコントロールの実装を書いているらしいが、WPF自体が存在しないので、本当に有用なのか、有用になる時が来るのか、よく分からん。
MonoDevelop Debugger : 肝心のバックエンドとのブリッジ部分の設計が出来ていないので、あまり期待できないかもしれない。GUIはいろいろできているのだけど、それは重要ではなかったりする。
WYSIWYG Editor for Monodoc and MonoDevelop : 内容は表題の通りなのだけど、sshotなんかを眺めていると、何が出来ているのかいまいちよくわからない。
Gendarme : The problem finder: いろいろ書いているようだが、あんましぱっとしないルールが多いような。
System.Messaging API : これも僕がmentoringしているやつ。自信たっぷりのレポートを送りつけてくるくせに、コード量があまりにも少ないので、これじゃあかんだろと言っているのだけど、ちっとも改善の見込みがないので、もう切り捨てるつもりでいる。
以下はレポートが上がっていないのでよく分からない(が通過はしているので、何かしらの進捗はあるのだろう)。
- Gendarme project development
以下は学生からのレポートが上がっていない。一部はもうダメだろう。
- Umbraco CMS (former ASP.NET AJAX)
- Freehand Notations for Tomboy / Widget for GTK#
- Scientific Image Processing Class Library
- boost for mono / Mono.Graph
- Banshee - Porting Banshee to Windows
そんなわけで、まあ、ぼちぼちといったところだろう。初年度のSoCは大成功だったけど、まあ、これくらいが普通なのかもしれない。
Footnotes
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なのだけど、最近だとFxCopてナニ?なんて言われることもあったりして… ↩