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ものがたり
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2010-03-09

U-Prove and mono

先週MicrosoftからU-Prove SDKというセキュリティライブラリがBSDライセンスで(MS-PLではなく)リリースされていた。
http://code.msdn.microsoft.com/uprovesdkcsharp

MSというより買収したCredenticaという企業が開発していたもので、C#版の他にJava版のSDKまで出ているのは、そのためだろう。

U-Prove SDKのプロジェクト(csproj)はVisual Studio 2010のものになっている。これで販促ということでBSDLで配布できるようになったということはあるのかもしれない(邪推)。さらにU-Prove SDKとは別に、WCS2 (CardSpace 2.0)やWIF (Windows Identity Framework)、ADFS(Active Directoryのやつ)といった新しめの技術とくっつけたものもリリースされていて、MS的にはこっちが出したいものの本命なのだろう。こちらはもちろんBSDLではない。

世間のニュースをたいへん適当に眺めた限りでは、U-Proveは不必要に個人情報を開示しないためのものだ、という話ばかり強調されていて、それってCardSpaceじゃんとしか思えなかったので、内容はまだよく分かっていない(rantにもほどがあるw)。だいぶお手軽そうなライブラリなので、競合技術ならもっとlightweightな方面で使われる前に捕っちゃえということなのかもしれないし(WCSやWIFはWS-*の暗黒面に堕ちているので使われないということもある)、補完技術ならもちろん買い取るメリットはあるだろう。WIFなど新技術を売り込む目的でも。

monoではまだWIFなんかは動かないのだけど(そもそも無いし)、早速うちのランタイムハカーがこれを動かせるようにクラスライブラリをいじっていたようで、U-Prove SDK自体はもうmonoでも動いたらしい。早い。

Unity 3 coming soon

Unity3DのUnity 3がそろそろリリースされるらしい。
http://unity3d.com/unity/coming-soon/unity-3

今回のUnity3では、MonoDevelopを使ったUnityスクリプトのデバッグが可能になっている。

Unity開発チームはもちろんmonoのMLに参加していて、よく投稿しているしパッチも送ってくるのだけど、昨年はmono debuggerをMacやWindowsで動かせるようにしたいといって技術者を募集したりなんかしていた。Unity3はその結実ということなんだろう。MonoDevelopのデバッグまわりは、2.2リリース以降もまだしばらく改良が続けられていたけど(現在進行形かもしれない)、ここ1年ばかりで大きく改善されてきたので、その流れに乗った新機能だなと思う。


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